五十嵐力と新井容日が王者になるまで
- japansportsbox
- 2023年3月11日
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ジャパンスポーツボクシングクラブ所属のボクサーには、戦績が良いとは言えない選手もいます。
他ジムにもそのような選手は少なくないと思いますが、夢を諦めずに努力を重ねて、チャンピオンになる選手も少なくはありません!
ここからは、ジャパンスポーツの金元孝男マネージャーのブログ・【ボクシングマスター】から引用させていただきました。
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ボクサーを数字だけで強い、弱いと判断して良いものか。プロのトレーナーでも、数字だけで物を言う人がいますが・・・。昔は、こつこつ戦って這い上がっていく、野武士型選手が結構いました。個人的には、こういう選手が、好きです。79年世界タイトル挑戦時の戦績、17勝(6KO)14敗10分のOPBFフライ級王者・五十嵐 力 (キング)選手。初めて6回戦に上がった時が、6勝(2KO)8敗4分。以後ジリジリとランクを上げ、見事日本、OPBFのチャンピオンに。長い年月、努力をして来たんだなと感じさせる”渋さ”がありました。オーソドックスなボクサータイプで、スピードあるきれいなボクシングをしていました。目の上を切りやすかったですね。世界タイトル挑戦は、全く歯が立たなかったけれど、200万円という自身最高のマネーを手にしています。新井容日(あらい ようひ・大星)選手。元日本S・ウェルター級王者、世界王座陥落後の、ガッツ石松(ヨネクラ)選手の再起戦の相手を務め、これを破った事でも有名です。スタートはデビューから6連敗。やめる為の心の踏ん切りをつけるために出た新人王戦で、勝ち進み西日本新人王に。これで、やめられなくなってしまいました。出世試合は、77年日本ウェルター級1位・ターザン・桃原(ムサシ)選手を豪快にKOした試合。アマ全日本王者からプロ入り、全日本新人王に輝き、倒しまくっていた桃原(とうばる)選手をストップして、全日本1位に躍進。しかし日本タイトルを手にするのは、これから5年も後です。昔は、こんな選手がたくさんいました。こんな選手好きなので、また紹介していきたいと思います。
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